アンソニーダウエルのことを書いていて、「田園の出来事」を思い出しました。
これはツルゲーネフの「村のひと月」が原作。
振付けはアシュトンです。
単品でDVDになっているものは知らないのですが、確か「グレートパドドゥ」や「ベスト・オブ・ナタリア・マカロワ」などのDVDで見られると思います。
本当は五幕もある戯曲を一幕にしたもの。
これもまたロシア作品にありがち(と私は思うのですが)で、図を描かないとわかりにくいような複雑な人間関係が、田園の別荘を舞台に描かれます。
こういう心理劇みたいなものは、ダウエルの得意とするところなのではないかと、勝手に思っています。