英国ロイヤル・バレエ団の「不思議の国のアリス」のDVDを見ました。
アリスはローレン・カスバートソン。
「不思議の国のアリス」の原作は大好きな話のひとつです。
少女アリスがファンタジーの世界に入り込んでしまうストーリー。
バレエでは、恋のお相手ジャックが登場します。
ファンタジーだけあって、映像が実に効果的に使われていました。
DVDの狭い画面で見ているからもあるのかもしれませんが、アリスが小さくなってドアノブに背が届かず、ぴょんぴょんとはねるシーンでは、一緒にやきもき。
反対に大きくなって自分のいる空間が窮屈になるシーンでは、息苦しささえ感じました。
アリスにちりばめられたユーモアが、言葉のないバレエの世界でどう表現されるのだろうと思いましたが、英国の安定感を備えた新しい作品であるように感じます。