このドキュメンタリーのことを、このブログに書いたかもはやあやふやですが…多分書いていないと思って書きます。
ミコ・フォーガティも撮影に参加していた「ファーストポジション 夢に向かって踊れ」。
これ、最初にあらすじを聞いたときは、実はそんなに魅力的とも思えなかったのです。バレエの世界の頂点を目指すジュニアバレリーナとその家族の物語。
予告編の昂ぶるような音楽も、バレリーナの人選も、ちょっと狙いすぎではないかな、などと。
でもやっぱり素晴らしい作品でした。
バレエってやっぱり大変な世界、と思う反面、登場するバレリーナたちの真摯な生き様に呼び覚まされるものがあります。
ドキュメンタリーだからということはありますが、撮り方とかそういう映画としての質よりも(それが低いと言っているわけではなく、有無の話です)、ひとえに内容に対する評価の声を聞く作品でもある気がします。
16歳のジュニアバレリーナ、ミコ・フォーガティをいろいろな媒体で見かけます。注目を集めるようになったのは、一昨年に映画「ファーストポジション」の撮影に参加してからでしょうか。今年は6月のモスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門で優勝。母親は元ピアニスト。父はハーフ、母は日本人という背景など、何かと話題を集める材料を持っている人です。
私は以前新聞で見かけて、初めて名前を知ったのですが、当然モノクロ。その後カラー媒体で見かけて、新聞の写真よりも(失礼)ずっときれいな人なのに驚きました。
良い意味でバレリーナにしてはダイナミックなイメージもあるミコ。今後も注目したいと思っています。