先月末にUPされていた新国立劇場の地方公演情報に「ペンギン・カフェ」の文字を見つけました。
静岡の二会場です。
2010年に初演され、反響の大きかった作品です。
絶滅危惧種の動物と人間が、ペンギンの祖先とともにダンスを展開。
「ペンギン・カフェ・オーケストラ」の音楽を使っています。
懐かしさを感じるような音楽に乗って、次々に登場するキャラクターに、子供でなくても思わず笑顔になってしまいますが、地球環境問題に対するメッセージが込められた作品でもあります。
頭でっかちでなく、純粋なエンターテインメントでありながら、重いテーマを含むという手法は、ビントレーの得意な分野ではないのかなと思います。
一緒に上演されるのは、「シンフォニー・イン・C」。
古典的な作品と現代的・大衆的な作品の取り合わせです。