このドキュメンタリーのことを、このブログに書いたかもはやあやふやですが…多分書いていないと思って書きます。
ミコ・フォーガティも撮影に参加していた「ファーストポジション 夢に向かって踊れ」。
これ、最初にあらすじを聞いたときは、実はそんなに魅力的とも思えなかったのです。バレエの世界の頂点を目指すジュニアバレリーナとその家族の物語。
予告編の昂ぶるような音楽も、バレリーナの人選も、ちょっと狙いすぎではないかな、などと。
でもやっぱり素晴らしい作品でした。
バレエってやっぱり大変な世界、と思う反面、登場するバレリーナたちの真摯な生き様に呼び覚まされるものがあります。
ドキュメンタリーだからということはありますが、撮り方とかそういう映画としての質よりも(それが低いと言っているわけではなく、有無の話です)、ひとえに内容に対する評価の声を聞く作品でもある気がします。