現在まで踊り継がれているバレエの中で、もっとも古いと言われるのがラ・フィユ・マル・ガルデ。
邦題「リーズの結婚」です。
あらすじにあまり意味はない、と言っては乱暴でしょうか。
楽しい喜劇です。
アシュトン版では、農場の朝で幕開け。
娘リーズを富裕な農園主トーマスの息子アランに嫁がせようともくろむ母親シモーヌ。
しかしどこかずれているアラン。
着ぐるみやポニーが出てきたり、怖いシモーヌが木靴をはいて楽しく踊る「木靴の踊り」などストーリーに重みはなく、ひたすら楽しく見られる作品と言っていいのではないでしょうか。