今年も8月にバレエ検定が開催されました。今回で第3回目となる新しい資格です。
私もお客様からのご要望を的確にデザインに反映させるため来年の受験を検討中です。
バレエ検定は、昨今、若い層では自分が踊ることに対しては興味があるけれど、
バレエを全幕、見に行くのは退屈だと思ってしまう人も多くなってしまったという背景や、
誤った知識や用語が広がりつつあるという現実があり、バレエ検定が開始されたとのことです。
バレエの長い歴史や用語を正しく理解しない人材が今後のバレエ界を背負ってしまうこと、
指導する側になってしまうことは、重大なことになりかねません。
そこでこの検定では、バレエの歴史、バレエ作品、バレエ用語、バレエ音楽などの知識を問う問題で構成し、
理解を深めてもらおうということで実施しています。4択式のクイズ形式で1時間に100問なので、
知識が浅い人にとっても取り組みやすく、バレエに携わっている人だけでなく、それ以外の方にも気軽に受けられるようになっています。
筆記テストの後にる解題とレクチャーがあり、専門的な知識が多いバレエなので、
試験を受けてその日に答えがわかり、レクチャーも受けられるのでいいですね。
まだ受験人数は今回だけ見ると50人ほどと少ないですが、
バレエの知識を座学で受けられる機会というのはそう多くはないので、興味がわいてきました。