今秋の楽しみは、舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー14」。
国際的に注目を集めているアルカサバ・シアターと日本の若手演出家、坂田ゆかりの作品です。
アルカサバ・シアターはイスラエル占領下にあり、紛争の現実をユーモアとアイロニーで表現する団体。
今回は、芥川作品「羅生門」「藪の中」それに、黒澤映画をもとにした「Rashomon」を題材にした新作と言います。
出演はパレスチナの俳優。
パレスチナ、黒澤映画、芥川。
この取り合わせですでにワクワクします。
「フェスティバル/トーキョー14」では、「アジアシリーズ」がスタートし、アジアの舞台芸術に焦点を当てることに。
イスラム神秘主義がモチーフにちりばめられたピーター・ブルック等の作・演出「驚愕の谷」にも注目しています。