ダンスマガジン9月号の巻頭はボリショイ・バレエの特集。
力のこもった現地取材を感じさせるきらびやかな見開きで始まる記事です。
昨年冬に顔に流線を浴びせられたセルゲイ・フィーリンが芸術監督に就任していますが、その事件の話題にも記事は触れています。
ボリショイは、米国人として初めてホールバーグを迎えました。
フィーリンとホールバーグの接点は、ホールバーグがゲストで出演した「ジゼル」だと、以前読んだことがあります。
精力的にさまざまな人材を招き活動するフィーリンを象徴するのが、米国人ホールバーグのようにも映ります。
伝統、という言葉でしばしば語られてきたボリショイにも、新しい時代が訪れている、のかもしれません。