ネット検索をしているとき、たまたま、ローザンヌ国際バレエコンクールの優勝者である菅井円加さんの記事を見かけました。
記事は、菅井さんが通っている学校のHPのよう。校長先生の特別授業という形でのインタビューで、新聞やバレエ雑誌と違った面白さがありました。
ローザンヌのシステムなど基本的なことから、スポーツに取り組む姿勢などー。校長先生の問いかけや説明(「授業」ですから)は教育者らしいのですが、バレエ関係者が話題にしないような視点もあるように思いました。
ローザンヌは、NHKが毎年放映していることもあり、日本ではよく知られています。単なる技術的なコンクールというだけでなく、レッスンが行われ、振付け家やダンサーと対話する時間が設けられているのも特徴といえるのでしょう。
優劣をつけるだけでなく、一緒にバレエ人として成長していこうという雰囲気。
バレエに限らず、人材育成を考える上で、ヒントになるコンクールだと思っています。