バレエを習っているお嬢さんのいる知人が、せっせと娘さんの頭でシニヨンを練習しています。
バレリーナといえば髪型はシニヨン。あれも演出の一つなのですよね。
自分自身が子どものころ、友人のバレエ発表会を見に行くと、あのきれいにまとまった頭にも感動して、本職のヘアメイクのような人にやってもらうのかと、漠然と子ども心に思っていたのですが、大抵お母さんがされているのですね。
知人いわく、ヘアウオーターやジェルなどを駆使してポニーテールにまとめ、シニヨンネットをかけUピンなどを駆使して仕上げる、と。どの種類のゴムだと滑りにくい、はずれにくい、だの力説していました。
私はUピンすら全然使いこなせないので、そんな話を聞くだけで感動してしまいます。
そんなにジェルの類いを使っていて髪の毛は傷まないのか、というと、やはり終わったあとのシャンプーはかなり念入りだそう。
シニヨンは、頭や髪の毛が邪魔にならずず、体の細くてきれいなラインから続く一筆書きのように感じられて素敵です。知人の苦労話を聞くと、なおさらそんなことを思いました。