東京ガスがWEB限定で公開している「ガスの仮面」が面白いです。
浴室暖房機などのキャンペーンだそうで。
秋ごろから話題になっていたCMと連動。
CMは、門脇麦演じるバレリーナの舞が、「仮面の男」(竹野内豊)のレッスンを受けながら、主役の座を目指すというストーリー。5本のCMにはそれぞれWEB限定のアフターストーリーがあり、真剣なようで、主役の座をなぜか料理で争うなどコミカルな展開。真剣に、笑えるものを作る気持ちよさを感じる作品でした。
で、主役の座を得た舞のバレエの本公演、という設定の映像作品が先ごろUPされました。
http://cp.tokyo-gas.co.jp/swanlake/
東京ガスのプレスリリースによると、「モーションキャプチャー撮影」というそうですが、人物の動きをデジタルデータの軌跡で追い、舞の動きが霧のようなデジタルな存在になったり、霧に映像が投影されたり。
ガス会社さんのものですから、熱、炎、霧と3つのテーマで表現されています。
バレエをこんなに映像で面白くできるんだ、というのが新鮮でした。何も知らずに映像作品として見ていれば、例えば「熱」は特に、暖色系が悪目立ち過ぎるのではないかと思うかもしれませんが、ガス会社によるもの、という前提で見ているので、「うまいな」という感想を持ちます。
CMからの続きで見ているので、「仮面の男」のような視線で主役の舞を見てしまう、というところもありました。
また面白いことをやってほしいものです。