今日は何回見たことか・・・「椿姫」です。
パリ・オペラ座2008年収録。
いつも静寂が美しいと感じる作品です。
その上、登場人物も、オリンピアもガストンもプリュダンスも、その他脇の人たちまでみんな美しい~といつもため息をついています。
挿入されている劇中劇「マノン・レスコー」が、衣装やメークのせいか
舞台のほかの登場人物(アルマンやマルグリットほか)と違い、浮き上がって見え、少し距離を置いて見ることができる一方、
マルグリットの方には感情移入してしまい、不吉な予感を抱いて落ち着かなくなる様子に、ともに息を呑むように見守ってしまいます。