熊川哲也演出・振付のKバレエカンパニー「シンデレラ」が来年2月、初演されます。
来年、Bunkamuraオーチャードホールの芸術監督に就任し、最初の企画公演となるもの。
プロコフィエフの音楽「シンデレラ」は、よくフィギュアスケートで流れていたので、聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
プロコフィエフの「シンデレラ」は舞踊的であるように、意識して書かれたものだと読んだことがあります。
着飾ったシンデレラが送りだされる1幕のワルツと2幕の終わりでは、同じ曲でもまるで違ったように聞こえ、シーンによって和声や伴奏が違うことが聞きどころです。
だれもが知っているぺローの童話を熊川哲也がどうオリジナリティを含み、どんな演出にするのか、来年の楽しみとなる公演です。
昨夜のNHK-FM「バレエ音楽スタジオ」はこの「シンデレラ」を中心としたプログラムだったのですが、うっかり聞き逃し、軽く失意を覚えつつー。