先日、読売テレビの「グッと!地球便」という番組で、ポーランドのバレエ団に所属する女性を取り上げていました。
たまたま立ち寄り先でついていたテレビで予告編を見て、見たいと思っていた番組です。
その女性、四柳育子さんは、ポーランドのウッジ大劇場に所属するバレリーナです。
バレエを始めたのは15歳。ロシアのバレエ団のバレエ公演を見て感動し、楽屋に行ってディレクターに交渉し、プロへの道を開いたといいます。ロシア、エジプトのバレエ団を経て、32歳の今はポーランドで一人暮らしをしています。
この番組は海外で活躍していている人に、日本にいる家族からメッセージや贈り物を届けるという主旨のようなのですが、彼女のバイタリティにとても引き付け られました。演出家に「身長が小さいから」と踊りも見ずにコールドに回されたときには、抗議し、目の前で踊って「花のワルツ」のソリストを勝ち取ります。
遠い異国で、決してなだらかでない道を行くのはいろいろなことがあるのでしょうが、好きであることの強さを教えられた気がしました。