トルストイのアンナ・カレーニナ、学生時代に読みました。
不倫に走り転落していくアンナと実直に生きるリョーヴィンの生き方が対照的で、若いころはリョーヴィンの生き方は眠い、と思ったものでした。
で、そのバレエ作品。
新国立劇場が、3月16日~20日まで公演していました。
取り紛れていて公演情報をチェックしていなかったのですが、HPの「3分でわかる」動画を見て、それだけで圧巻の溜息。
エイフマンって本当に奇才という言葉がぴったりです。
郡舞でこれだけ魅せるってすごいと思いました。
酔っ払いを表現するシーン、ラストで近づいてくる機関車を表現していると思われるシーンは、わずかな動画だけで緊張感が高まる演出でした。
もっと長い期間の公演だったらば、と思いました。