先日、日本のダンサーが日本ではなかなか食べていけず、海外に出るケースが多いことを書いていて、思い出したのがnoismのことです。
noismは日本初のレジデンシャルカンパニー。新潟市の市民芸術文化会館を拠点に活動しています。wikiで調べたら設立は2004年、カンパニーの諸経費や団員の給与は新潟市が拠出する財団法人の予算で賄われているということでした。
金森穣さん率いる団体で、以前は評判を聞いたときに、地方の文化的には厳しいと思える環境でどうなっていくのだろうと思っていました。
研修生カンパニーnoism2も設立され、ウェブサイトをチェックしたら最近では震災関連の特別公演も行っていました。
地元でユニークな企画をやっているようですし、3月末にはNHKのバレエの饗宴に出演するということで、独自の路線を切り開いているようです。東京発ではないゆえに、関係者の覚悟がユニークさを生んでいるかもしれないと思います。