シェイクスピアの作品が好きです。基本的に和訳されているものを読んでいるので、英語と日本語との間にある溝のようなものにもどかしさを覚えつつ…この日本語は適当ではないのではないかと疑念を抱きつつ、ではあるのですが、やはり読み応えがあり、和訳そのものではなく、和訳を通してその向こうにある原文を楽しんでいる、そういう感じがします。
その魅力的であるはずの言葉を使わないバレエって。。。と思っていたこともありました。しかし、名せりふがなくても、やはりシェイクスピアは凄いです。
「ロミオとジュリエット」と「真夏の夜の夢」が代表的ですが、「じゃじゃ馬ならし」「ハムレット」「マクベス」…と枚挙にいとまがありません。
もちろんそれは振付家の腕ということになりますが、振付家の力を引き出しさえしてしまうのがシェイクスピア…と言えば贔屓が過ぎるでしょうか。