18日にボリショイバレエ団の唯一の日本人ソリスト、岩田守弘さんの最終公演が行われました。
かなりのメディアで取り上げられ、写真でもその様子を知ることができました。
それらによると、12演目のうち、「魂」「富士への登攀」など岩田さんの振付による作品も含まれていました。
世界最高のボリショイで、退団記念公演を、しかもこれだけ日本的な演目をやることができるという事実に、岩田さんがロシアで培ってきた歴史を思います。
岩田さん振付の作品は特に、日本でもぜひ見る機会を作ってほしいと切望します。
あらためて岩田さんの系譜を、wikipedexiaでたどってみました。
岩田さんがソビエトバレエインスティテュートで学んだ1988年という年。
ゴルバチョフ政権下でペレストロイカが始まった年でもあります。
そんな旧ソビエトで、どんな道を切り開いてこられたのか。
ありたきりに響くかもしれませんが、サムライ魂を感じる人です。