この欄で以前にも、話がややこしいという印象ーと書いた「シルヴィア」。
27日に開幕する新国立劇場の「シルヴィア」のキャストが先日、発表されました。
ビントレー版は、現代を舞台にしたプロローグを付け加えたり、キャラクターを補完したりして、もともとは無理のあるストーリー展開に説得力をもたせています。
ビントレー版の初演は1993年。
英国バーミンガム・ロイヤルバレエで当時プリンシパルの吉田都がタイトルロールを踊りました。
今回、3日目と5日目のシルヴィアは佐久間奈緒。
英国バーミンガムロイヤルバレエ団のプリンシパルで、新国立は初登場です。
ビントレーのスパイスの効いた新しいシルヴィアに注目しています。