今さら感のある話題ですが、今年は6月にシュツットガルトバレエ団が4年ぶりに来日し、「じゃじゃ馬ならし」の公演が行われました。
クランコの最高傑作。
乱暴者のカタリーナと、彼女を従順な妻にならしていく貧しい紳士ペトルーキオ。
眠らせなかったり、食べさせなかったり・・。
彼女が反抗するのをやめたとき、夫は機知に富んだ存在だと気づくーー。
・・と、活字にしてみると、ミもフタもない感じがします。
シェークスピアの巧みなセリフがあったからこそ、成り立つ物語ではないかと思いきや、多彩なアクションで最後まで飽きさせません。
ペトルーキオとカタリーナのぶつかり合うようなパドドゥもダイナミックです。
とにかく楽しい舞台といえば、これではないかと思いました。