先日、新国立劇場の情報センターから「日本のバレエ~三人のパヴロワ」という本が出版されました。
資料集ということになっているし、今のところアマゾンでも見当たらないので、薄いガイド的なものかと思いきや、紹介ページによると112ページ。
アンナ・パヴロワ、エリアナ・パヴロワ、オリガ・サファイアについて書かれているもようです。
いわゆる、日本のバレエ界三人の恩人です。
アンナ・パヴロワは大正時代に全国各地で公演を行っています。エリアナ~は鎌倉にゆかりがあり、戦時中に日本軍の慰問に訪れた南京で亡くなったということ。ネット上で靖国に御霊がまつられているという記述も見つけて驚きました。
オリガ・サファイアも含めて、実に日本のバレエというのはロシアに負うところが大きいとあらためて思います。
気になる本なのですが、資料集という扱い・・・。買おうかどうしようか、少々悩んでいます。