福嶌:
本日は、お忙しい中、インタビューをお受けいただきありがとうございます。
福嶌:
まず、最初にお伺いしたいのが、トップクラスのバレエ芸術家であるマイレン先生がバレエを最初に始められたきっかけは何だったんですか。
マイレン先生:父親(※1)に言われてバレエの世界に入りました。最初は自分の意思ではありませんでした。父親も母親もバレエ関係の仕事をしていたのは知っていたのですが、バレエがどんなものかを深く知りませんでした。なかば強制的にバレエ学校に行かされたのですが、最初の1、2年はあまり興味が持てませんでした。
福嶌:なぜ興味を持てなかったのですか?
マイレン先生:バレエを学ぶにあたり初歩の段階は非常に大切なので、全てのレッスンは基礎的なことをとてもゆっくりしたペースで行います。一つ一つ正確にできているか確認しながらすごくゆっくりしたスピードで行うので、その時期はすごく辛かった。小さな子どもにとってはそれはとても大変なことなのです。今、プロを目指している子ども達の選抜クラスを担当しているのですが、自分がそういう経験があったので、レッスンの進め方も工夫をしています。元気のあるうちに大事なことをじっくりやっていって、段々疲れて集中力が切れてきたらちょっと気分を変えるようなことをやったり、冗談を交えてやってみたり…今やっていることはどんなことにつながっていくのかを説明します。子ども自身がそれを理解すると目標ができます。少しずつステップアップできるように、ロシアバレエの教授法を基に独自のシステムを作って指導をしています。
福嶌:
日本にはバレエ教室が約2,000あるといわれていて。
マイレン先生:
すごいですね。
福嶌:
皆様は、地域に密着するかたちで、4歳くらいから小学生を中心に、中学生や高校生にもバレエを教えています。
マイレン先生:
最初、日本では4歳頃から習い始めるというのを聞いてびっくりしたんですが、やっぱりそれ位の年齢から習い始めるのは良いなと最近思うようになりました。小さい頃は感受性がとても強い。この時期からリズム感や柔軟性を養い、感性を育むことができるバレエから得られるものは非常に大きいです。たとえプロにならなかったとしても、バレエから学んだことは将来その子どもの財産になります。
本部スタジオ外観
福嶌:
ロシアはどのようなところでバレエを教えているのですか?
マイレン先生:
ロシアは国立のバレエ学校の他に、日本と同じように趣味のバレエスタジオもありますし、バレエ学校に入るための準備クラスというのもあります。近年はそういったスタジオが多くなってきました。そこからも大勢の子どもが国立のバレエ学校に合格していきます。
もちろん国立のバレエ学校に付属した準備クラスもあるのですが、その準備クラスに入学するにも試験があります。
福嶌:
とても層が厚いのですね。
マイレン先生:
そうですね。でも日本もすごいです。日本には国立のバレエ学校はまだないですけれど、民間のバレエスクールのレベルがすごく高い。小さい頃からしっかりした教育をして、プロを育てている所がたくさんあります。ここ10年ほど日本のバレエコンクールで審査員をしていて、ずっと日本のバレエ界を見てきているのでよくわかります。とても素晴らしいと思っています。
福嶌:
マイレン先生が学ばれたのは、どこにある学校ですか?
マイレン先生:
最初に入学したのは、カザフスタンのアルマトイ(※2)にある国立バレエ学校です。最初の3年間はそこで学んでいました。その後ロシア・サンクトペテルブルグにあるワガノワバレエアカデミーに編入し、1994年に卒業しました。国家試験に合格し、卒業と同時にバレエ芸術家のロシア国家資格を得ました。その後バレエ団で働きながら同時にワガノワアカデミーのバレエマスターコースで5年間学び、バレエマスターのロシア国家資格を取得しました。
福嶌:
マイレン先生が入学されたバレエ学校は、算数や国語とか、一般的な勉強も一緒に学べるのですか?
マイレン先生:
バレエ学校では一般的な勉強とバレエの部分を両方小さい頃からやっていきます。バレエ学校は通常8年間学ぶのですが、9、10歳頃で入学してから5年間、日本でちょうど中学3年生くらいまでは、一般的な勉強とバレエを同時進行で学びます。そして卒業前の最後の3年間はバレエの部分がほとんどになってきて、座学も少しはあるのですが、バレエの歴史とか音楽の歴史とか専門分野になります。最後の3年間は芸術家になるための準備が主になってくるのです。国立の学校は無償で勉強ができます。
PRiFEE 福嶌嘉洋
福嶌:
日本はそういうものは、ないですよね。
マイレン先生:
日本にはないですね。そこだけですね、日本で残念なのは。そういうシステムがないので、才能のある子達がどんどん外国に流出してしまう。多額のお金を払って、ヨーロッパとかアメリカなどをはじめ世界のバレエ学校に留学してしまうのです。残念なことです。だけどまだ日本のバレエの歴史は、他の国に比べたら浅いので、まだまだこれからなのかな。だから未来は明るいと考えています。きっと良い方向に進んでいくと思います。
福嶌:
トレウバエフバレエスクール様は外国と同じように、9月を新年度のはじまりにされています。
美奈先生:
私達はロシアで学んでいて9月が新学期だったので、9月始まりというのは特別な思い入れがあります。日本の学校は大体が4月はじまりで、子ども達も新しい環境に慣れるのに大変な時期なので、その時期にバレエも進級にすると大変かな?と思って。いろいろ試行錯誤してやっと今の形ができ上がりつつあります。発表会が大体7、8月の夏休みの時期なので、進級試験を発表会の前あたりに行って、9月から新学期というのは良いサイクルになっています。発表会の時期や進級試験の時期が大体決まっているので、子ども達もおのずとそれに気持ちが向かっていきます。保護者の方からも今年の進級試験はいつ頃ですか?と問い合わせがきます。
福嶌:
進級試験は、どのようなことをされているんですか。
美奈先生:
レッスンで1年かけて学んだ内容を全部組みこんだコンビネーションを作り、先生方に見てもらいます。ロシアのバレエ学校と同じスタイルです。なかなか発表会以外で保護者の皆さんにレッスンの成果をお見せする機会がなかったので、今年は新宿村スタジオをお借りして全クラスの保護者の皆さんにも進級試験を見ていただきました。
福嶌:
生徒さんには、事前に試験の課題を与えておくんですか。
美奈先生:
はい。ロシアのバレエ学校では事前に担任の先生が試験用のコンビネーションを全部組んでくださり、1~2ヶ月くらいかけて仕上げます。試験の際はバー、センター、ポワントと試験用に組まれたコンビネーションを1時間程度にまとめて試験官に見せるという形です。同じような形を近年私達のスクールでも行っています。
福嶌:
進級試験は毎年1回全員が受けられているのですか?
美奈先生:
ジュニアクラス以上は全員です。代々木の趣味の子達のジュニアクラスは4クラス、初台の選抜クラスも2クラスあるので、下のクラスから上のクラスに上がれるかだけでなく、1年間かけてレッスンで学んで来たことをしっかり習得しているか判断します。初台の選抜クラスは代々木から完全に分離してまだ2年ですので、今年初めて単独で選抜クラスだけの進級試験を行いました。
福嶌:
年齢だけでは上のクラスには、上がれないのですね。
美奈先生:
年齢も考慮しますが、上のクラスに上がるにあたり年齢やレベルが到達していても、身体がまだ成長していなかったりすると進級させないこともあります。子どもの成長のスピードはそれぞれ違いますので。いろいろなことをプロの目で見て、その子を今進級させるべきかどうかを先生達と話し合って決めています。
プログラム・チケット・チラシ(2021年発表会)
ゲートサイン(2021年発表会)
福嶌:
先程、進級試験について、保護者の方から問い合わせがくるというお話を伺いました。発表会にお招きいただいた時に、私も保護者会の方々を拝見しまして、保護者会との関係がすごく上手くいっているようにお見受けするのですが。
美奈先生:
ありがたいです。皆さんもちろんとても熱心です。この地域は働いているお母様方が非常に多く、スクールの保護者の皆さんも様々なキャリアをお持ちの方が多くて、それを駆使して色々なことを手伝ってくださいます。私達も学ぶことがたくさんあります。スクールには現在保護者の役員さんが5名いらっしゃいます。歴代の役員さん達がスクールの保護者会のシステムを作ってくださいました。
福嶌:
そうだったのですか。
美奈先生:
スクールの保護者会運営に関しては、全部役員さん達を中心にしていただいている感じです。バレエのことに関しては私達が全部決めますが、その他の部分は役員会のお母様方を中心に、例えば発表会以外にも普段お子さんを預かるにあたっての決めごとや、地震や緊急時にどういったことを対応するとか、最近だとコロナ関連のことなど、本当に細かくお母様方が気付いてくださいます。運営の分野は、アドバイスをいただきながら一緒に作っている感じです。お陰様でだんだんと私達なりの形ができてきています。
福嶌:
素晴らしいですね。実は保護者会をどのように作られたかをお伺いしようと思っていたのですが、自然発生的だったのですね。
美奈先生:
そうですね。私は色々なことを同時進行でやっていました。マイレンは指導に専念してもらっていますが、私は指導以外の他の部分の作業もやらなくてはいけない。全部一人で抱えていたら、生徒が増えるにつれて一杯一杯になってしまって。でも、誰かにお願いするより自分でやった方が気が楽と思っていました。
そんなある日父に言われました。「そろそろ自分一人でやろう思わないで周りの人に任せても良い時期なんじゃない?段々とスクールが大きくなってきたら、自分で全部やろうとするのは本当に大変だから、周りの人の力を借りて信頼して任せることもすごく大切だよ。」と。改めて気づきました。私は一人じゃないって。
福嶌:
お父様のお言葉がきっかけだったのですね。
美奈先生:
私達は自分達のバレエに関しては専門家ですが、他のことに関しては全く素人なので…色々な方にそれぞれの専門分野をお任せしている感じですね。だから私たちも自分のバレエという分野を全力でやっていけます。トレウバエフバレエスクールは皆のチームワークで成り立っているんです。トレウバエフバレエスクールの先生達もそうなんです。
福嶌:
スクールのホームページを拝見すると、さまざまな専門分野の先生がご指導されていることが載っていました。
美奈先生:
私達はクラシックバレエを教える担当ですが、プログレッシングバレエテクニックやジャイロキネシス®の専門の先生、ヤムナメソッドの専門の先生、コンテンポラリーの専門の先生もいらっしゃる。私達では教えられない分野のプロフェッショナルな先生方と一緒に、プロを目指す子ども達のサポートができる体制を作りました。
例えばそのホームページを作ってくださったり、広告を作ってくださったり、発表会のプログラムやチケットなど全てお任せしているのが福嶌さんのPRiFEEさんで、スクールの運営に関しては保護者会の役員さんを中心とした保護者の方々で、そこにバレエが大好きな生徒達がいて、皆のチームででき上がっています。私達の力だけじゃできない。それが自然に〝チーム・トレウバエフ〟になっていったので、今すごく幸せだなと思います。
福嶌:
それはお二人のお人柄ですよ。だから皆さんが集まってきてチームができるのだと思います。
美奈先生:
本当にラッキーです、私達は。素敵なご縁をいただいて、色々な方々に支えていただいて。そういえば、PRiFEEさんにお願いする最初のきっかけは、マイレンが新国立時代に同僚だった輪島さん(※3)から、たまたまご自身のクラスの広告を見せていただいたことでした。「すごく素敵!」と思って。マイレンが「これどこで作ったの?」とお伺いしたら、輪島さんがPRiFEEさんで作ったんだよって教えてくださって「ぜひ連絡先教えて!」と。そういう出会いとか人の繋がりから色々なことが繋がっていて今があります。
福嶌:
チームワークといえば、発表会を客席から観させていただいた時、会場とステージの一体感が、もう普通の発表会と違うんです。保護者の方々が普段からスクールに関わっているからでしょうか?
美奈先生:
普段から子ども達を間近で支えてくださっているので「みんな頑張って!」という感情が自然に溢れてきてあの一体感になるんだと思います。
あとは、観に来てくださる方に喜んでいただけて、出演者も楽しめるようなプログラムを組んでいます。発表会では小品集、バレエコンサート、その後全幕とフルにやるので全部で4時間くらいになってしまいます。発表会を創り上げるのは大変だけど、子ども達がそれぞれ成長した姿を見て皆さんに喜んでいただけて私達もとても嬉しいです。
福嶌:
あの雰囲気の中で舞台に立てる生徒さん達って本当に幸せだと思いますよ。普通、味わえないですよ。
美奈先生:
そうですね。バレエは総合芸術なので、やるからにはうわべだけのものではなく、本物を体験させてあげたい。それで、発表会ではできるかぎり全幕を上演しています。原振付を大切にできるだけ大きく崩さぬよう、かつ小さい子ども達から一緒に出演できるように、マイレンが工夫して再振付・演出してくれます。そして皆で全幕を創り上げていく。レッスンもリハーサルも大変だけど、その課程も子ども達にとってすごく興味深いし大切な時間だと思います。そして、ご縁があるプロの集団、例えば今日お写真をとっていただいてる川島さん(※4)、プロのゲストダンサー、舞台スタッフさん、ヘアメイクさんなどにお力をお借りして“チーム・トレウバエフ”で一つの発表会を創り上げているのです。
福嶌:
すごいですよね。新国立の現役プリンシパルがゲストで、あと周りの皆さんも活き活きと踊られていて。
美奈先生:
これもマイレンが新国立にいたころからのご縁ですね。現役のプロの方、かつ日本でもトップレベルのゲストの方々と一緒に舞台に立てるってなかなかないことですので、子ども達はリハーサルの段階からいろいろと学ぶことが多いと思います。
マイレン先生:
(美奈先生を見て)君はラッキーだよ。僕が全部振付けてるから。
でも君は僕が出来ないことを全部やってくれている。僕たちは一人では出来なかったことを二人でやっているので、一人でそれを全部やっていらっしゃる先生は本当に大変だろうなと。本当に尊敬します。
公演時間前から熱気に包まれた発表会会場のテアトロ・ジーリオ・ショウワ(昭和音楽大学)
トレウバエフ氏監修のレッスンCD
福嶌:
輪島さんからご紹介していただいて、はじめてお仕事をさせていただいてから10年以上ご愛顧いただいております。
マイレン先生:
CDもそうですし、スクールのホームページはじめ全広告もそうですし、本当に福嶌さんには心から感謝しています。やっぱりセンスが素晴らしくて、ドンピシャのデザインを上げてきてくださる。スクールのイメージを作ってくださっているのは福嶌さんの会社なので、トレウバエフバレエスクールはPRiFEEさんと共にできてきたといっても過言ではないくらい。勿論スクールの写真を撮ってくださっている川島さん、スタジオディーバの山口さんもそうなんですが、たくさんの方々がトレウバエフを一緒に作ってきてくださっているチームなのです。
福嶌:
〝チーム・トレウバエフ〟の中に入れていただいて本当に感謝いたします。
今、Tシャツを作っていて、おかげさまで評判も良くて。
最初にTシャツをご依頼いただいたのは、トレウバエフバレエスクール様でした。その時、まだTシャツを作っていなくて。でも何故あの時にメニューに載せてないものをご依頼いただいたんですか?
美奈先生:すでに広告などいろいろなものを作っていただいていたので、任せるなら福嶌さんってすぐ思いました。絶大的な信頼をしていたので。他の所に1から色々説明しなくても、福嶌さんなら「Tシャツを作りたいです。デザインお願いします!」って相談したら、もう絶対にいいのができると思いました。逆に何で今までやってらっしゃらなかったんだろうって思うくらい!
福嶌:
お陰様で、今ではTシャツやチームウェアをプリントする機械も設備しまして、カラープリントもやっています。
マイレン先生:
じゃあ事業も発展したんですね。
福嶌:
ありがとうございます。衣裳バッグを発売する前にも、ご相談に乗っていただきました。
美奈先生:
未だに皆大切に使ってくれていて、今年のYGP日本予選もトレウバエフのバッグをもって来てくれていました。誇らしいし嬉しいです。
福嶌:
今後、私どもに期待することや、ご要望はありますでしょうか。
美奈先生:
何もないです。本当に信頼して全てお任せしているので、これからも一緒に色んなことを作っていけたら。もっともっとまだ想像できないことがたくさん一緒にできるんじゃないかと思います。このまま私達は福嶌さんのお知恵を借りながら、一緒に色んなことを作っていけたらと思います。
福嶌:
本日は、本当に素敵なお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
レッスンCD告知フライヤー
10周年記念Tシャツ(2017年製作)
衣裳バッグ(2019年製作)
〈マイレン・トレウバエフ氏監修のレッスンCDについて〉
現在までにCollection from Sankt Petersburg.シリーズ VOL-1〜VOL-5及びCHARACTER DANCE LESSONをリリース。CDのご購入は全国のチャコット又はMIB事務局(E-mail:mib307ballet@yahoo.co.jp)までお問い合わせください。トレウバエフバレエスクールホームページよりご試聴いただけます。
https://tleubaev-ballet.com/cd/
Photo:川島浩之(STAGE PHOTO)
元カザフ国立芸術アカデミー教授。振付師。イベントディレクター。元アルマトイ・オペラ・バレエ劇場首席振付師。第12回世界青年学生フェスティバル(モスクワ、1985年)、「新首都のプレゼンテーション」(アスタナ、1998年)、カザフスタン大統領の就任式など、100以上の公開イベントのチーフディレクターおよびチーフ 振付師を務める。(Wikipediaより抜粋)
※2 アルマトイ(アルマティАлматы)カザフスタン南東部にある人口153万人の同国最大の都市。
※3 輪島拓也氏
WAJIMA BALLET STUDIO主宰。元K-BALLET COMPANYプリンシパル。元新国立劇場バレエ団ソリスト。主なレパートリーとして、「海賊」コンラッド、ランケデム、「くるみ割り人形」王子、「ドン・キホーテ」バジル、「コッペリア」フランツ、「ジゼル」アルブレヒト、「白鳥の湖」ジークフリード、「三人姉妹」トゥーゼンバフなど。
※4 川島浩之氏 写真家 STAGE PHOTO代表
日本舞台写真家協会 JSPS所属
写真集に、日本を代表するフラメンコ舞踊団・ARTE Y SOLERAの鍵田真由美・佐藤浩希両氏のステージと日常の稽古風景を20年間撮り続けた『鍵田真由美 銀河のごとく Como una galaxia』がある。
オフィス:板橋区小豆沢4-10-3-203
TEL 03-5939-8406 manuel-foto@guitar.ocn.ne.jp
※本記事は2022年10月のインタビューをもとにして作成されています。
マイレン・トレウバエフ様
TLEUBAEV Ballet School ディレクター/元新国立劇場プリンシパル。
ロシア・サンクトペテルブルグ生まれ。1994年ワガノワバレエアカデミーを卒業。1994年~マリインスキー劇場ソリスト。1998年~レニングラード国立バレエ(ミハイロフスキー劇場)ソリスト。アメリカ、フランス、イタリア、オーストリア、日本等のツアーにソリストとして参加。2002年8月~新国立劇場へソリストとして移籍。2008/2009シーズンよりファーストソリストへ昇格。2011/2012シーズンから2015/2016シーズン プリンシパルとして活躍。同劇場初の外国人プリンシパルとして、数々の全幕バレエの主役・重要なソリストを務めた。
2002年6月ワガノワバレエアカデミー・バレエマスターコースを第1期生として卒業。バレエマスターのロシア国家資格を取得。現在クラシックバレエ教師、日本では数少ないキャラクテール(民族舞踊)、アクチョール(演技法)の教師、振付家としても活躍。近年は定期的にロシアやカザフスタンの国立バレエ学校、バレエ団へ招聘され全幕バレエの振付・演出、リハーサル指導等を行っている。
トレウバエワ 美奈様
ベラルーシ(白ロシア共和国)国立バレエ学校卒業。ワガノワメソッドの創設者アグリッピーナ・ワガノワの最後の教え子であるベラ・ニコラエヴナ・シュベツォーヴァに師事。レニングラード国立バレエ コールドバレエ在籍。
帰国後2007年TLEUBAEV Ballet School開校。1998年バレエ芸術家ベラルーシ国家資格取得。2007年FTPマットピラティスインストラクター資格取得。