バレエ演目のあらすじ集


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シルヴィア

第一幕
舞台は聖なる森。
月と狩りの女神ディアナとニンフたちが弓を構えている。
そこへ牧童のアミンタが忍び込んでくる。
アミンタはディアナのお気に入りのニンフであるシルヴィアを見染めていたのだ。
シルヴィアの踊りに熱い視線を注ぐアミンタ。しかしディアナに厳格に支配され、禁欲生活を送っているシルヴィアは、気づかぬふりをする。
一人残ったシルヴィアに思いを伝えるアミンタ。次第にシルヴィアも心を開くが、その姿はニンフたちに見られていた。
シルヴィアはディアナへの忠誠としてアミンタに冷たい仕打ちをし、ディアナもシルヴィアを許す。
立ち去ろうとしていたディアナは、残されたアミンタのセーターに、自らの秘密の恋の相手を思い出す。ディアナは美しい牧童エンディミオンを愛し、永遠の眠りにつかせていたのだった。
羊飼いティルシスの姿をした愛の神アムールは一部始終を見ていた。アムールはオリオンに姿を変えてシルヴィアを誘惑する。

第二幕 第一場
オリオンの宮殿にて。女性らしく踊るドレス姿のシルヴィア。タキシード姿の男たちに囲まれて踊るうちに、女性らしさが目覚めてゆく。
男たちが去ったあと、シルヴィアは一人の男性とぶつかる。男装したディアナだ。ディアナは再びシルヴィアを支配しようとするが、彼女は従わない。
舞踏会が始まり、シルヴィアは享楽におぼれてゆく。

第二幕 第二場
再び聖なる森。長い年月が過ぎ去り、髪に白いものが見えるアミンタが森に帰ってきた。アミンタはいまだにシルヴィアへの思慕を断ち切れずにいる。
そこへ旅行鞄を手にしたシルヴィアが現れ、二人は抱擁し合うが、かつてのようには愛し合えない。シルヴィアが去り、一人残されたアミンタに、木陰から見ていたディアナが弓矢を向ける。アムールが現れ、優しくディアナから弓矢を取り上げ、去ってゆく。
ディアナは愛しいエンディミオンの手を取るが、ニンフたちがやってきたのに気付くとその手を離し、思いを断ち切る。ディアナは孤独を感じつつも凜としてニンフたちを従えるのだった。

(834文字)