バレエ演目のあらすじ集


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スケートをする人々(レ・パティヌール) 解説

振付化フレデリック・アシュトンによる、1幕構成のバレエ。
物語はなく、ダンスが次々と披露されるディヴェルティスマン形式のバレエです。

舞台はイギリスのヴィクトリア朝、ライトで照らされた冬の夜の湖でスケートをする人々を描いています。

まずブラウン・カップルズと呼ばれる4組の男女8人が登場し、
ブルーガールズ、
ブルー・ボーイのソロ、
ホワイト・カップルのパ・ド・ドゥ、
ブルー・ボーイとブルー・ガールズのパ・ド・トロワ、
レッド・ガールズの踊り
と、さまざまなスケーターが登場します。
そしてさまざまな組み合わせで一緒に踊った後、舞台に雪が降り始め、楽しい夜はお開きとなります。

華やかで生き生きとしたスケートの動きが見所ですが、
滑りがぎこちないスケート初心者の様子や、氷の上で滑って転ぶ描写など、コミカルな演出もある楽しい作品です。
(356文字)