バレエ演目のあらすじ集


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ロミオとジュリエット

第一幕 第一場
舞台は14世紀の北イタリアの都市、ヴェローナ。
モンタギュー家、キャピュレット家という二つの名家に、それぞれロミオという息子とジュリエットという娘があった。
両家は血で血を洗う抗争を繰り返し、ついにヴェローナを治める大公は、次に流血沙汰を起こした者は町から追放する、と命じる。

第二場
キャピュレット家の仮面舞踏会に、ロミオは友人マキューシオらと忍び込む。疑いの目を向けるジュリエットの婚約者パリスらの目を盗み、ロミオはジュリエットと恋に落ちる。

第三場
キャピュレット家のバルコニー。ロミオは夜遅く、人目を盗んでジュリエットのもとを訪れ、二人は愛の言葉を交わす。

第二幕  第一場
町の市場。若者たちと戯れるロミオ。そこへジュリエットの乳母が使者としてやって来る。

第二場
ロレンス神父の庵。ロミオとジュリエットは密やかに結婚式を挙げる。ロレンスは二人の結婚が、両家の抗争終結につながることを願う。

第三場
再び町の市場。キャピュレット夫人の甥、ティボルトの挑発が発端となって争いが起き、マキューシオが命を落とす。親友の死に激高したロミオは、ティボルトを殺してしまう。

第三幕 第一場
ジュリエットの寝室。大公から追放処分を下されたロミオはジュリエットと一夜をともにする。身を切られる思いで出て行くロミオ。ジュリエットは両親からパリスとの結婚を迫られて窮地に陥り、ロレンスに助けを求める。ロレンスから渡された死を装う秘薬を服用するジュリエット。亡くなったと見せかけて、その隙にロミオとともに逃げる手はずだったが、その計画はロミオにうまく伝わらなかった。

第二場
キャピュレット家の墓所。埋葬されたジュリエットのもとへロミオが駆けつける。それが秘薬による仮死状態だと知らずに、ロミオは絶望し、毒薬をあおって自ら命を絶つ。その直後に目覚めたジュリエットは、ロミオの死を知り、悲しみに暮れて短剣で後を追う。

(774文字)

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