バレエ演目のあらすじ集


※このバレエ演目のストーリー集は紙媒体のプログラムの印刷にご利用いただく場合のみ著作権フリーです。
 ホームページへの掲載やブログなどネット上でのご利用はできません。


あらすじ一覧に戻る


レ・シルフィード(ショピニアーナ)

月光の下、ショパンの調べに乗って、
空気の精シルフィードと詩人が踊り明かす。
ストーリーは特にない。

ポロネーズ第3番イ長調作品40の1
踊りのない前奏

ノクターン第10番変イ長調作品32の2
黒いベストを身にまとった詩人の肩に、空気の精であるシルフィードが頭をもたせかけている。詩人と三人のシルフィードを中心に、半円を描くようなコール・ド・バレエ。シルフィードたちの美しい踊り。
届かぬ憧憬を追うように、シルフィードの後を追う詩人。
シルフィードのソロ。
詩人とシルフィードのパ・ド・トロワ。
コール・ド・バレエを交えたアンサンブル。
詩人を中心に並んでポーズ。

ワルツ第11番変ト長調作品70の1
シルフィードのソロ。ワルツに乗って、軽快に踊る。

マズルカ第24番ハ長調作品33の3
詩人のソロ。シルフィードは詩人の後ろに並び、ポーズ。

マズルカ第23番ニ長調作品33の2
シルフィードのソロ。華やかな曲に乗って、軽やかに踊る。

プレリュード第7番1長調作品28の7
シルフィードのソロ。風雅な曲に乗って、幻想的に踊る。

ワルツ第7番嬰ハ短調作品64の2
詩人とシルフィードのパ・ド・ドゥ。
マズルカ風の曲調のなか、軽やかな舞。
詩人にリフトされて宙を舞うシルフィード。

ワルツ第1番変ホ長調作品18
コール・ド・バレエとソリストのアンサンブル。
シルフィードによる舞踏会のように華やかに舞台は進む。全員の登場で幕。

(725文字)


一般の方に混同されやすいタイトルの「ラ・シルフィード」と「レ・シルフィード」の違い
「ラ・シルフィード」は1832年、フランスで初演された作品。
ロマンティックバレエの代表作。空気の精シルフィードと人間の男性との恋の物語。
「ラ」は単数女性形の定冠詞。
「レ・シルフィード」は、1907年、ロシアで初演された「ショピニアーナ」に由来。月光の下で踊る詩人と空気の精シルフィードをモチーフとしているが、特別なストーリーはない。
「レ」は複数形の定冠詞。