バレエ演目のあらすじ集


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不思議の国のアリス

第一幕
舞台は19世紀の終わり、イギリス・オックスフォードにある
アリス一家の屋敷。パーティーが始まろうとしているところだった。
10代の少女アリスは庭師のジャックと愛し合っていたが、
彼はアリスの母親の怒りを買い、解雇される。
友人のルイス・キャロルが訪れ、失意のアリスを慰めようとするが、
彼は穴に飛び込み、白ウサギに変身してしまった。
一緒に穴に降りて行ったアリスは、
ハートの女王が支配するファンタジーの世界にたどり着いた。
女王のジャムタルトを盗んだ罪で死刑にされそうなハートのジャックを助けようと、 アリスの冒険が始まる。
体が大きくなったり小さくなったり、涙の池で泳いだり。
不思議でさんざんな出来事から何とか逃れたアリスの前に怪しいイモムシがきのこを落としていく。
それを口にしたアリスは魔法の花園に移り、愛しいジャックが現れ、
二人は再会を喜ぶ。しかし、そこへ怒ったハートの女王が登場する。

第二幕
女王の庭園ではパーティーの準備が進められていた。
紅いバラと間違って白バラをそろえてしまった庭師たちが処刑されそうになり、
アリスと白ウサギは彼らを逃がしてやる。
パーティーが始まり、女王が踊り始める。
その最中、こっそりやってきたジャックが女王に見つかり、裁判が始まる。
だれもがジャックに不利な証言をし、アリスは必死に彼を弁護する。
女王は怒り心頭、城内は混乱に陥る。
ふと気づくとそこは現代のオックスフォードに戻っていた。
仲良しのカップルが、何事もなかったように過ごしている。

(627文字)

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